
槽を増やす前に、
槽の中を変える。
高比表面積の生物担体で、
既設曝気槽の処理能力を高密度化。
Problem
処理量が増えた。
曝気槽は増やせない。
生産量の増加や排水負荷の変化により、
既存の活性汚泥設備では処理能力が不足することがあります。
しかし、新たな曝気槽の増設には、
スペースも大きな設備投資も必要です。
こんなお悩みはありませんか
- 排水量が増え、既設設備に余裕がない
- BOD・COD負荷が高くなった
- 処理水質が安定しない
- 曝気槽を増設するスペースがない
- 既存設備をできるだけ活かしたい
Solution
微生物を、
もっと高密度に。
MBBR(Moving Bed Biofilm Reactor)は、曝気槽内を流動する担体に微生物を付着させ、生物膜として保持する排水処理方式です。
微生物の「棲みか」を増やすことで、既存の槽を活かしながら処理能力の向上を図ります。


special feature 最大の特長
小さな担体に、4000㎡。
1㎥の担体に、4,000㎡を超える総比表面積。
QCL-MBBRは独自の多孔質構造によって
表面だけでなく内部にも
微生物が付着できる広いスペースを確保。
小さな担体の中に、
微生物のための大きな「棲みか」をつくります。
総比表面積
4,000㎡/㎥ 超
※カタログ記載値。総比表面積を示すもので、実際の処理設計にそのまま使用する数値ではありません。
RUCTURE 多孔質構造
表面だけじゃない。
中まで、微生物の棲みかに。
担体内部まで続く三次元の多孔質構造。
液固接触を保つ「大孔」と微生物を固定する「微孔」を組み合わせた特殊構造で、微生物の生息環境を最適化。
水や酸素が内部へ行き渡りやすく、
担体の表面から内部まで、
生物膜の形成を支えます。

Features
特長
01
親水性:
水になじみ、
生物膜が育ちやすい。
QCL-MBBRは、高い親水性を持つ素材を採用。
水となじみやすく、曝気槽内での流動と
微生物の付着・生物膜形成を支えます。
水に投入後約 3〜7日 の短期間で生物膜が形成され、試運転期間を大幅に短縮できます

02
高い耐摩耗性:
柔らかい。
でも、摩耗に強い。
MBBRでは、担体同士が絶えず接触・流動します。
QCL-MBBR担体は柔軟性と耐摩耗性を備え、
長期間の使用を想定して設計されています。

DESIGN
設計は、排水ごとに。
排水の性状は、工場や工程によって異なります。
だから、総比表面積4,000㎡/㎥という数字だけで
必要な担体量を決めることはありません。
クイックリンでは、ビーカー試験などで処理効果を確認し、
排水の性状に合わせて担体投入量を設定します。
FILLING RATE 充填率
担体充填率の目安
5〜40%
必要な担体量は、排水性状や処理負荷、
既設設備の条件によって異なります。
対象排水を確認し、適切な充填率を設定します。
※充填率は案件ごとの設計条件により異なります。
RETROFIT レトロフィット
設備を増やさず、
中身を変える。
MBBRは、既存の曝気槽を利用した
処理能力向上にも適しています。
担体、曝気、流出防止スクリーンなどを
既設設備に合わせて設計します。
従来の曝気槽
微生物が槽内に浮遊↓
保持できる微生物量に限界
MBBR導入後
担体にも微生物を保持↓
槽内の微生物量を増加
↓
処理能力向上
大きくするのは、設備ではなく処理能力。
PROCESS DESIGN プロセス設計
担体だけでは、
MBBRにならない。
MBBRでは、担体を入れるだけでなく、
担体を均一に流動させる曝気、流出防止スクリーン、水流などを含めた設計が重要です。
既設設備や排水条件に応じて、システム全体をご提案します。
大規模設備向け/省スペース型/循環式/押流式 等
Specs
技術仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 材質 | 高分子複合材料 |
| サイズ | 10±1 / 20±1 / 30±1mm等 |
| 形状 | 多孔質立方体 |
| 総比表面積 | 4,000㎡/㎥超 |
| 空隙率 | 95%以上 |
| 担体充填率 | 5~40%程度 |
| 生物膜形成目安 | 3~7日 |
| 適用pH | 6~10 |
| 適用温度 | 1~50℃ |
| 使用寿命 | 15年以上※ |
※カタログ記載値を含みます。実際の処理性能・担体量・使用条件は、原水性状、処理負荷、水温、DO、設備条件等によって異なります。
こんな設備に最適。
既存設備を、もっと活かしたい現場へ。
- 食品工場排水
- 工業排水
- 畜産排水
- 高BOD・COD排水
- 既設曝気槽の能力増強
- 硝化・脱窒工程
CASE STUDY
先行事例
さまざまな排水で導入されています。
産業排水

陸上養殖

FAQ
よくある質問
クリックで詳細をご確認いただけます。
既存の曝気槽に導入できますか?
既設曝気槽への導入も可能です。槽形状、排水量、水質、曝気設備などを確認したうえで、導入方法をご提案します。
担体を入れるだけで処理能力は上がりますか?
既設設備を確認したうえでシステム全体を検討します。
担体はどのくらい入れるのでしょうか?
目安として曝気槽容量の5~40%程度ですが、排水性状や処理負荷によって異なります。
ビーカー試験等を行い、適切な投入量を設定します。
4,000㎡/㎥とは何の数字ですか?
担体1㎥あたりの総比表面積です。多孔質構造によって、微生物が付着できる大きな表面積を確保しています。
なお、実際の処理設計ではこの数値だけで担体量を決定せず、排水性状や試験結果をもとに設計します。
どのくらいで生物膜が形成されますか?
カタログ記載値では3~7日が目安です。実際には排水性状、水温、負荷条件等によって異なります。
LET’S UPGRADE
今の曝気槽、
まだ使い切れます。
増設する前に、既存設備でできることがあります。
排水水質・処理量・既設設備を確認し、
最適なMBBR導入方法をご提案します。