導入事例・SODP脱窒処理システム

海外レベルの厳しい環境規制にも安定的に基準をクリアできるQCL-SODP脱窒システムの事例をご紹介します。

事例ナビゲーション

Case1. 石油備蓄タンク内の廃液処理現場(日本)

現地に存在する水槽を「反応槽」に見立て、脱窒システムの構築を行いました。

ペレットを布設
ペレットを布設
「硫黄酸化脱窒細菌」投入完了直後の様子
脱窒反応が活性化

Case2. メタン発酵後の嫌気消化液の脱窒処理(中国)

こちらは中国のレストランの厨房排水を使用した、バイオマスプラントでの事例です。

メタン発酵後の嫌気消化液の脱窒を行います。排水中のCNP比がいびつな排水でも問題なく処理ができていることが分かる事例になります。

設計時

処理量700 m3/日
流入全窒素濃度650 ppm
放流全窒素濃度70 ppm
処理窒素量410 kg/日

運用時

処理量700 m3/日
流入全窒素濃度580~650 ppm
放流全窒素濃度< 30 ppm
放流硝酸態窒素濃度< 5 ppm
処理窒素量485 kg/日
硝酸態窒素濃度の脱窒率は98%以上です。
硝酸態窒素濃度はパックテストでも判別できるほど、低濃度まで処理できています。
現場のプラントを上部から見た時の様子です。

Case3. メッキ排水処理(中国)

こちらは中国のメッキ工場の排水処理現場の事例です。

設計時

処理量300 m3/日
流入全窒素濃度50 ppm
放流全窒素濃度< 15 ppm

運用時

処理量300 m3/日
流入全窒素濃度50 ppm
放流全窒素濃度< 10 ppm
全窒素脱窒率80 %以上
硝酸態窒素脱窒率95 %以上
硝酸態窒素がパックテストでわかるぐらいに低濃度まで処理されていることがわかります。
奥の水槽がSODP脱窒槽です。
硫黄酸化脱窒が起こり、水面に窒素の気泡が浮かんでいます。

Case4. 石油化学工場の排水処理(中国)

こちらは中国の石油化学工場の排水処理現場の事例です。

設計時

処理量1500 m3/日
流入全窒素濃度20 ppm
放流全窒素濃度< 15 ppm

運用時

処理量1500 m3/日
流入全窒素濃度20 ppm
放流全窒素濃度< 10 ppm
全窒素脱窒率80 %以上
硝酸態窒素脱窒率95 %以上

メタノール不要の
低ランニングコスト窒素処理
「QCL脱窒システム」