その他製品 一覧
- QCLスクリュープレス脱水機(汚泥脱水機)
- QCL土壌改良剤
- QCL-HB⾼効率⽣物処理システム
一般的な標準活性汚泥法では処理出来ない高濃度有機物除去や難分解性有機物の除去処理
QCLスクリュープレス脱水機(汚泥脱水機)

特徴・メリット
- 圧倒的な低価格
他社製品に比べて半額以下になる場合もあります。 - 省スペース
単位処理能力の向上によって小型化を実現しました。 - 格安なメンテナンス費
部品の摩耗や消耗が少なく、消耗品の定期的交換の必要もありません。
用途先
- 各種汚泥(余剰汚泥、下水汚泥、建設汚泥、消化汚泥)
- 加圧浮上処理スカム
- 産業廃棄物処理場
- 畜産排水(養豚場、養鶏場の卵の洗い水)
- 各種残渣(ビール粕、コーヒー粕、野菜残渣)
仕様表

QCL土壌改良剤
QCL土壌改良剤は、お客様の用途に応じて2種類のタイプをご用意しております。
- 酸化マグネシウムを主成分とする「QCL-FSI 020シリーズ」
- 高分子ポリマーを主成分とする「QCL-FSI 030シリーズ」
対象汚泥(土壌)の改良に際してより細かく対応する為に、それぞれの製品に異なる特徴を持たせています。
QCL-FSI 020シリーズ
用途先
- 含水率が高く、トラック運搬が困難である汚泥
- ヒ素等の重金属が含まれている難度の高い汚泥(土壌)
特徴・メリット
- QCL-FSI 020シリーズには、含水率低減を目的に汚泥改良剤として一般的に利用されている「石灰系」素材を一切含有していません。
天然粘性鉱物(ゼオライト態様)を主成分としていますから、環境に優しいのが特長です。 - 対象汚泥の含水率を画期的に低下させ、かつ吸着した汚染重金属の再溶出がない(不溶出)なため、オンサイトでの汚泥(土壌)改良作業が可能です。
- 主成分が天然粘性鉱物(ゼオライト態様)なので、改良処理後の処理土壌のpHには影響を与えません(「石灰系」改良剤は処理土壌のpHを著しくアルカリ側に変化させる)。
- QCL-FSI 020シリーズには、セメント成分も一切含有されていませんので、六価クロムによる二次汚染の心配もありません。






QCL-FSI 030シリーズ(吸水ポリマー)
用途先
- ビルや住宅建築用の杭施工時等に発生する汚泥の場内処理
- シールド及びセミシールド施工時に大量に発生する汚泥の現場内処理(含水率の低減、トラフィカビリティの確保)
特徴・メリット
- QCL-FSI 030シリーズは、高分子ポリマーを主成分とした非常に高い吸水性能を発揮する汚泥改良剤です。
- 改良土は一定の団粒効果を帯びていますから、原汚泥に汚染物質の混入が無く安全であれば、農業利用も視野に入れた処分方法も考えられます。
- 最大で自剤の500倍に相当する水分を吸収保持する事が出来ます(要実験検証)。




QCL-HB⾼効率⽣物処理システム
一般的な標準活性汚泥法では処理出来ない高濃度有機物除去や難分解性有機物の除去処理が可能です。
難分解性有機物もBOD成分にまで分解されるため、排水中のC/N比が処理過程で改善され、特に有機炭素源を別に投下せずとも脱窒効果を高める働きが産生されます。
用途先
- 化学・食品・製紙・パルプ・製薬・繊維等各種工場
- アンモニア硝化等
負荷変動に強いため、排水処理量の少ない事業所にも適応可能です。
特徴
汚泥減容、省スペース、省コスト、移動性に優れた画期的な生物処理システムです。
代謝汚泥の分解を促す多段式反応タンク方式
「QCL-HB」システムは、6段~12段の多段式の反応タンク方式となっています。
また、全ての反応タンクには容積比10%~20%のBPVA製の特殊担体を投入添加します。
後段の好気タンクには特殊形状の曝気システムを採用しており、これが担体流動性並びに担体と対象汚水との接触効率の向上を促すと共に、代謝汚泥の分解を促す効果をも発揮します。

QCL-BPVA担体
担体というと一般的には、スポンジやプラスチックのものが使われます。
しかし、微生物の大きさに対して必ずしもスポンジの発砲孔の大きさは理想的ではないため、微生物が活性化しにくいという欠点があります。
使用する硝化菌の大きさに合わせて専用設計したQCL-BPVA担体
下に他社製品との対比写真を掲載しています。
・他社担体…担体表面に微生物の付着が顕著に観られます
・QCL-BPVA担体…担体内部に至るまで均等に微生物の付着が確認できます。

この専用設計BPVA担体は、一個の担体中に10億匹の細菌を担持する事が可能であり、その細菌類を高活性で使用できるシステムとなっています。
理論上では、50mg/Lのアンモニアが2時間程度で処理できる事になります。
QCL-ARTエアレーター(高効率曝気エアレーター)
タンク底部に設置した特殊形状の曝気システムの働きにより、絶えず底部の水や汚泥を巻き上げるような対流効果が産生されます。
そのため、タンク底部に余剰汚泥が堆積するような懸念がなく、しかも担体が勢いよく流動していることもあり、担体表面にバイオフィルムの形成が起こりにくくなります。

当エアレーター単体でのご提供も可能です。
QCL-HB反応槽 外観サイズ
L:6m × W:2.3m × H:2.3m
20フィートコンテナの大きさを標準サイズ と設定しています。
排水の汚染物質の“負荷”や“処理量”によって、設置数量を選定します。
